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患者との心の絆を作るのが医者である。 つい先日、終末医療に関するドキュメンタリー映画を観た。 主人公小堀陽一郎氏は森鴎外の孫で、東大病院第一外科で 40年勤務後、定年退職して現在終末医 療に関わっている。本人曰く、この仕事が今までで一番やりがいのある仕事であると。 終末医療を受ける患者さんも色々だ。 「死に方」は「生き方」である。ある末期がんの男性は目の不自由な娘さんと 2 人暮らし。 その老人と気軽に会話を交わす小堀医師を気遣って老人が庭の柿を取っていけというシーンがある。 「うちの柿は、本当にうまくて、今年は、とても、出来がいいですから。」 毎年秋に実る庭の柿を通して、死につつある患者と医師との間に心がつながる。 命を守り、命を輝かせるのが医者である。 熊谷守一という絵描きがいる。彼は 97 歳まで生きた。仙人のように。 豊島区の家に住んでいたが、亡くなるまでの 30 年以上にわたってほとんど家から外に出ず、 ときにはカラスを頭に乗せたりして、その命の輝きを絵にした。 「アリは左足の2番目から歩き始める。」 彼の視察眼は唯一無二だ。その彼が最も大切にしていたものが「命」である。 奥平禎は物静かでやさしい男だ。沖縄の宮古島出身のシャイな男である。 だが、心の中にある教育への情熱はとても熱い。 大手予備校で 20 年以上にわたって地道に研鑽を積み、 着実に力をつけ、生徒からの絶大な人気と信望を得てきた。 逆境をもポジティブにとらえて、決して逃げることのなく向き合い、 それを乗り越えることでますますタフでパワフルになった。 そんな彼が、生徒一人ひとりの悩みを真剣に聞いてくれる。 学習や将来への不安に徹底的に寄り添ってくれる。 つまり、一人ひとりの人間のつながりをとても大切にしている。 沖縄出身の奥平禎は『命を繋ぐ』ということをいつも考えている。 命を守り、命を輝かせる医者を育てようとしている。奥平禎は ROCK な男である。