講師紹介TEACHER

市原 勇紀

市原 勇紀生物科主任

 医学科出身の入試戦略コーディネーター。医学部予備校教務兼講師でありながら、大手予備校生物科講師という大変貴重な経歴の持ち主。

 推薦入試全般も含めて、彼の知らない医学部入試は無いと言っても過言ではないほど幅広い入試形態の指導経験が豊富である。

講師よりメッセージ

市原 勇紀
医学部入試では断固たる決意と、戦略が必要です。

例えば生物の学習においては、「単に覚える」ではなく「体系的に理解する」ことが
安定した高得点への一番の近道です。
ミトコンドリアの役割は「呼吸」を行うことに留めず、肺から酸素を取り入れる。
酸素をヘモグロビンと結合させて、組織に運ぶ。酸素が細胞膜の中を通過する。
細胞の中に酸素が入った後、ミトコンドリアの内膜での電子伝達系で使われる。
なぜ酸素が必要なのか?電子伝達系で ATP を産生するためである。
では水素イオンと電子の流れは?などストーリーを繋げていくと理解が進み、
記述問題でも怖くありません。

学習の仕方から各大学のポイントを絞った対策、併願パターンも含めて任せてください。
皆さんの断固たる決意を共有し、私たちと一緒に突破していこう。

指導のポイント

生物では「実験考察問題が苦手」という生徒が圧倒的に多いです。その理由は大きく2つあります。1つは知識や生物現象を理解できていない、もう1つは問題文を把握できていないことです。

実験問題の多くは典型的な問題ばかりで、一般的に習う単元を理解していれば十分解けるものです。
細胞周期の問題、中胚葉誘導誘導の実験、半保存的複製の実験などは有名な問題で、一度触れておけばできる問題です。このような実験問題に関しては単元ごとに理解に努めることでクリアできます。

もう1つの知識を必要としない実験問題の場合は、「条件」「数値」「対照実験との違い」をおさえることがポイントなります。どうしても実験の文章が長いと読み飛ばしてしまう生徒もいます。現代文を学習するときに感覚は近いですが、それぞれの実験から「イイタイコト」をまとめながら読むと整理しやすいです。

実験問題1つとっても指導は様々です。できない原因を追究し。生徒一人ひとりに合った指導をしていきます。

講師を目指した理由

私も医学部志望で浪人していた経験があります。
勉強は大変なときもあります。成績が思うように取れない時もあります。
だからといって諦めてしまうと何も先に進みません。
私自身も何度も経験しましたが、
その時に鼓舞してくれた先生や、スタッフの方々には今でも感謝しています。
次は私が皆さんに還元していきたいと思ったのがきっかけです。

そして医学部在学中から塾講師の仕事を始め、将来の仕事として予備校講師という仕事を選びました。
私自身は3年間浪人生生活をしていく中で、様々な先生に出会った経験と、また医学部を志す生徒の気持ちに寄り添えるのではないか、自身の経験が活きるのではないかと思い、日々指導しています。

また医学部へ行っても、医学だけでなく様々な教養を身につけてほしいと願っています。
社会を取り巻く環境は日々変化し、基礎的な教養がないと、物事の事象に対応することすらできない事態になります。良医を目指すとともに、立派な大人にもなってくださいね。
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