合格者の声SUCCESSFUL
 EXAMINEE

私は生まれつきアーノルドキアリ症候群という脳の奇形を患っていました。また合併症の脊椎空洞症と側湾症を患いました。
キアリと空洞症は小学校一年生の時に手術を受けました。側湾症は中学校一年生の時に手術を受けました。手術や入院経験は幼かった私にとって心身ともに非常に堪えるもので印象に残っています。手術に不安は無く、傷も後遺症も殆ど残っていません。手術に不安が無く臨めたのは担当医の精神的なサポートがあったのが大きく、傷や後遺症がほとんど残っていないのは担当した先生の手技が優れていたからです。この様な姿に憧れ、同じ様な境遇の患者を確かな手技と人間性で救える様な人になりたいと考え医師を目指すようになりました。

医学生の兄が浪人していた時に一番お世話になり、尊敬している先生が立ち上げたのがこの慧修会です。そのため私もここで浪人しようと決めました。

・慧修会の圧倒的だと感じたところは、教授力と精神的なサポート力だと思います。授業は非常に分かり易く、かつ知的好奇心を掻き立てるものばかりであまり興味のなかった物理や英語も楽しく学べました。講師陣はピカイチなので自分に合う先生を見つけていけばいいと思います。また、奥平会長含む社員の方々が常に生徒のことを考え精神的サポートに尽力してくれたおかげで勉学に励むことができ成績を上げる事ができたこと。

・自習室も広くロッカーも与えられる為広い席で伸び伸びと学習し荷物も予備校に置いておけます。

・出願サポートが非常に充実していて11月や12月といった時期に出願に追われる事がなく勉強に専念する事ができるのは非常に助かりました。

・二次試験対策が完璧で受けた大学の二次試験の面接で聞かれた内容の殆どは対策で予想されていたものでした。一点二点で落ちる世界なので本当に感謝しています。

・先生方とLINEを交換出来ること。前述したように勉強は勿論のこと相談にも親身になってくださる予備校です。その中で他の予備校ではない生徒と先生のLINEの交換は質問をガンガン先生にする事ができ頻繁に活用していました。また相談ごとも気軽にできます。生徒の大きな支えとなる事でしょう。

＜用いたもの＞
数学：慧修会のスタンダードのテキストの表と裏、会長個別課題のランダム演習問題、会長の覚醒（単科ゼミ）の復習、文系プラチカⅠAⅡB　理系プラチカⅢの復習、
Focus Gold（例題）
英語：慧修会のテキスト、佐々木先生の単科ゼミ、佐々木先生の個別課題、システム英単語、鉄壁

物理：慧修会のテキスト、入門問題精講、基礎問題精講、良問の風、名門の森、All in one,個別課題、旧帝大過去問

化学：慧修会のテキスト、化学頻出！スタンダード230選、重要問題集、新演習、駿台有機化学演習、地方国立大過去問

＜各科目の詳細＞
数学：基本的にテキストとゼミの復習を反復して行っていました。解けない部分は4回ほどやったと思います。さらに苦手分野はFocus Goldで潰していました。また復習に余裕がある時にプラチカを進めていました。冬期からは会長とランダム演習問題を授業中に解く形で計算ミスや癖をその場で直してもらっていました。

英語：文法や語彙が固まってなかったのでテキストと副教材で潰しました。

物理：嫌いな科目で、また一番得意な科目でもありました。物理学は現象の理解に時間をかけるようにしていました。沢山問題を解くだけでは一番成績が伸びない科目だと思っています。入門や基礎問や良問の風とテキストを用いて先生方に質問を重ね、現象の理解に尽力しました。その後も、森やAll in oneや旧帝の過去問で問題数をこなしました。

化学：一番好きな科目で楽しく学びました。しかし嫌いな物理よりも成績を上げることに苦労しました。一番お気に入りの参考書はスタンダード230で基礎問題から標準問題までかなり分野ごとに充実していて解説も丁寧です。これは4周ほどしました。その後、重問で少し上のレベルまで仕上げ、新演習をやりました。新演習に関しては作問ミスも多いので必要ないと思います。医学部は高分子やアミノ酸が多く出ますが上記の参考書では足りないと感じたので駿台の有機化学演習をやりました。

医学部を目指す現役生、浪人生の方々へ
特に浪人生の方々は社会人でも学生でも無く非常に精神的に先が暗いように感じます。成績がうまく上がらないことや両親や予備校の人との関係でうまくいかない事もあるでしょう。特に前者に関しては多くの受験生が悩むところであり焦るところです。その際は先生方と相談して計画を立てましょう。
ここからは私自身の話になります。私は三浪して医学部に進学が決まりました。一浪目の最初勉強は非常に順調に進んでいました。しかしそこで僕を苦しめたのが不眠症です。夏からは大体毎日2時間ほどしか睡眠が取れず模試の前日には一睡もできませんでした。そのまま受験日近くになり学力は下位の方の医学部であればなんとか受かるのでないかと先生方にも言われましたが結果は一次試験も通らず全敗。本番にとにかく弱く前日も不眠で受験をするのでいつもの力は半分以上出せない状態でした。しかし二浪三浪の時の私の考えは、半分の力しか出せないのなら二倍の学力を付けようと考え無事合格しました。私がここで伝えたいのは、人それぞれ課題が異なるので他の人をあまり見ないで欲しいという事です。（自分の学力の位置を周りと比べて把握するのは問題ないかと）自分の課題を冷静に分析し試験の日から逆算して合格を掴み取ってほしいです。どうかこれからの受験生の皆さんの心身の健康と合格を期待し応援しております。
長くなりましたが、改めて受験勉強頑張ってください！魂焦がせ！！